日常生活を支える「下肢の筋力」の重要性
「最近、立ち上がるのが大変になった」「歩くスピードが遅くなった」「階段がつらい」と感じることはありませんか?
年齢を重ねると筋力は徐々に低下しますが、特に下肢の筋力は、歩く・立ち上がる・階段を昇るなどの日常生活動作に大きく関わっています。
今回は、高齢女性を対象に行われた研究をもとに、自立した生活を送るために重要な筋肉についてご紹介します。
研究からわかった「自立した生活」に必要な筋肉
この研究では、平均82歳の高齢女性35名を対象に、股関節・膝関節・足関節の8つの筋群の筋力を測定し、歩行や立ち上がり、ベッド・トイレ・浴槽への移乗などの生活動作との関係を調べました。
その結果、測定したすべての筋肉が日常生活動作と関連していましたが、特に重要だったのは次の2つの筋肉でした。
- 膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)
- つま先を持ち上げる筋肉(足関節背屈筋群)
これらの筋力が高い方ほど、歩行や立ち上がり、移乗動作などを自立して行える傾向が強いことが明らかになりました。
大腿四頭筋は「立つ・歩く」を支える重要な筋肉
大腿四頭筋は太ももの前側にある筋肉で、
- 椅子から立ち上がる
- 階段を昇る
- 歩行時に身体を支える
といった動作で欠かせない役割を担っています。
この筋力が低下すると、立ち上がりに時間がかかったり、膝に負担がかかったりする原因となります。
足首の筋力は転倒予防にも大切
足首でつま先を持ち上げる筋肉(前脛骨筋など)は、歩くときにつま先が床へ引っかからないようにする働きがあります。
この筋力が弱くなると、
- つまずきやすくなる
- 歩幅が小さくなる
- 転倒リスクが高まる
といった影響が出やすくなります。
転倒は骨折や介護が必要となるきっかけになることもあるため、足首周囲の筋力維持はとても重要です。
筋力は「鍛える」だけでなく「身体を動かしやすくする」ことも大切
筋力低下がある場合、「筋トレだけすれば良い」と思われがちですが、身体の動きが悪いままでは十分な力を発揮できないことも少なくありません。
筋肉や筋膜の柔軟性、関節の動き、姿勢のバランスが改善すると、本来持っている筋力を発揮しやすくなるケースもあります。
当院では、理学療法士の視点から筋力だけでなく、関節の可動域や身体全体のバランスまで評価し、一人ひとりのお身体に合わせた施術をご提案しています。
まとめ
高齢になっても自立した生活を続けるためには、下肢全体の筋力が大切ですが、特に【太ももの前側(大腿四頭筋)とつま先を持ち上げる筋肉(足関節背屈筋群)】は重要であることが研究でも示されています。
「歩きづらくなった」「立ち上がりに不安がある」と感じたら、早めに身体の状態を確認し、適切なケアを始めることが健康寿命を延ばす第一歩になります。
🔶 カッパ整体院 帯広店|店舗情報
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カッパ整体院 帯広店
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